私自身がキネシオロジーを学んでよかったこと−8

前回は、タッチフォーヘルスが全世界に筋肉反射応用治療学としてのキネシオロジーを広げる要因になったこと、そして、そこで具体的に何が学べるのかについて書きました。

今回は、私が臨床で行っているキネシオロジー以外の指標、そして少し怪しい技術について紹介したいと思います(笑)

私はカイロプラクターでもあるため、キネシオロジーによる筋肉反射の結果だけで、施術の効果を判断してはいません。

というのは、正確な筋肉反射技術によって身体からの情報が取れることは必須ではあるのですが、身体から集めた情報が、本当に正しいものかどうなのかについて、それを裏づける「第三の指標」があったほうがより確実かつ安全に施術を行うことができるようになります。

それは治療家にとっては当たり前の技術ではあります。

「触診(しょくしん)」です。

どのように「触診」の技術を活用するかというと、私がカイロプラクティック仙骨後頭骨(せんこつこうとうこつ)テクニックと呼ばれる骨盤と頭蓋骨調整の技術を例にとって説明します。この技術は、クライアントさんの骨盤のその時々の状態によって「カテゴリー1(仙腸関節ブーツ部障害)、2(仙腸関節体重支持部障害)、3(椎間板障害)」というように分類し、施術を進めていく方法です。私自身は、当院の基本施術として、この方法を採用しています。

施術のなかでは、筋肉反射によってクライアントさんの骨盤の状態が、「今、カテゴリー1か、2か、3か?」を聞いたりします。

その情報に基づいて、骨盤を調整するために三角形のブロックを配置するのですが、そのブロックを置く前と後では、肩コリの状態や、背骨の状態に大きな変化があります。具体的には、私の指で両肩のところをつまんだり、下図のように背骨にそって四本の指を触れていき、ゆがみの状態をクライアントさん自身に確認してもらいます。

さらに次の図はカテゴリー1の調整を行っている写真ですが、骨盤ブロックを置く前の肩と背骨の状態と、置いた後では明らかにゆがみの状態は異なります。ブロックが正しい状態に置かれた場合、肩のゴリゴリ感や、背骨のゆがみによるデコボコ感、圧痛が減少することが「触診」によって確認できます。

このようにして、筋肉反射技術で情報を取ったあと、「触診」を活用して、得られた情報が正確であることを、日々の臨床の中で毎回チェックするわけです。

もちろん、キネシオロジーだけでも、体の一つ一つの筋肉に対して、筋力テストあるいは筋肉反射テストを行うことで、テストしている筋肉が正常に働いているかどうかや、実際に動作痛を起こしている筋肉がどこにあるのかがわかるので、臨床的に貴重な情報を得ることができます。また、キネシオロジーには、血液・リンパ・経絡(けいらく=気の流れ道)循環をよくしたり、筋肉・腱の調整技術があるので、ただマッサージするだけの施術以上の成果を上げることもできます。そして、調整が上手く行えたかについては、調整後の筋力テスト、あるいは筋肉反射テストによって確認することもできます。

そのような意味で、臨床的にとても役に立つ技術ではありますが、私自身の定義では、「身体というのは無意識の装置」と考えていて、宇宙的とも呼べるさまざまな情報がその中に流れてはいますが、依然として気づきのない意識であるがゆえに「無意識」であるわけです。

この気づきのない意識に対して、瞬間瞬間の状態に集中し続け、今、自分とこの世界のなかで何が起こったり、消えたりしているのかに気づき続ける瞑想法が、「マインドフルネス」と呼ばれる方法で、現在世界各国で注目を集めています。

マインドフルネスは、初期仏教における止観(しかん)瞑想(集中瞑想と観察瞑想)の技術を、西洋心理学に取り入れた方法として最近、Googleなどの企業が従業員の能力アップのために社内教育の一貫として活用されたりしているようです。

私はマインドフルネスと同様に、キネシオロジーという技術を使うことで、身体の中を流れる無意識レベルの情報を、ファシリテーターが仲介し、意識レベルへ顕在化させる手助けができるとも考えています。

私個人としては、無意識の装置−身体−に関して上記のような定義をしていることから、筋肉反射によって得られた情報を、クライアントさんの顕在意識が、身体という無意識のパーツ(人格)から情報を受け取ることで、分裂したさまざまな自我意識の情報とつながったり、身体面においても神経系のバランスがとれ、治癒過程を促進できると考えています。

無意識情報(身体)

   ↓

キネシオロジー(仲介)

   ↓

無意識を顕在化

よだんですが、私のスピリチュアルな探求は、『神との対話』、『ア・コース・イン・ミラクルズ』、『ラマナ・マハルシ』などについて、自分なりに学んだあと、最終的にブッダの純粋な教えである『初期仏教』に落ちつきました。簡単に書きますと、洋の東西のなかで、「悟り」という心境がどのようなものであるのかについて、明確に示されたのはブッダです。それ以降で、様々な文献のなかで悟りらしきことについて書かれていますが、初期仏教以外に、その状態が明確にされ、修行体系がシッカリしているものはないことに気づきました。また、初期仏教の文献を読めば読むほど、ブッダの教えは、道徳や宗教という分野というより、瞑想による自我と世界という幻想世界の虚構性を理解するための実践的な方法であるということがわかりました。そのような意味で、現在はほとんどスピリチュアル系の本などは読まなくなりました。

話しがぶれまくりましたが、最後に私が臨床で活用している少し怪しい技術についても紹介したいと思います。

この技術の元ネタは、スリーインワン・キネシオロジーの「ボディ・スキャン」と呼ばれる技術です。ボディ・スキャンという技術は、東洋医学における経絡(けいらく)やチャクラなどの問題を探すときに、バランスを崩しているポイントを探すための方法でもあります。具体的には、クライアントさんに、片方の手を30度くらい前に出してもらい、身体にとって「イエス(はい)」の状態をたずね、筋力が強い状態を確認したあと、もう片方の手で、身体から手を少し浮かせた状態で、問題のある経絡をゆっくりとたどっていき、筋力が弱くなる場所を探っていきます。このような手順で、問題のある経穴(けいけつ=ツボ)やチャクラを探していき、調整を行うのがボディ・スキャンという方法です。

私はこの手でたどる方法では、まどろっこしく感じたので、その代わりに目で身体のラインやチャクラをたどり、もう片方の手で筋力が弱くなる場所を見つけるというやり方にアレンジし、「アイ・スキャン」と呼ぶことにしています。この方法によって、今現在、調整する必要のある体の全身の関節を座った状態で調べ、調整を行ったりもしています。

なお、上記の技術と筋肉反射の基礎は、「ボディランゲージ・リーディング1(経絡編)」と「ボディランゲージ・リーディング2(チャクラ編)」でも学ぶことができます(営業です:笑)。

今日も、ダラダラと思いつくままにキネシオロジーを学んでよかったことについて書きました。

もしよくわからないことがありましたら、お気軽にコメントしてくだると嬉しいです。

よろしくお願いします♪

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「岩倉カイロプラクティック院」では、身体のゆがみや苦痛(首・肩の痛みやこり、四十肩、腱鞘炎、腰痛、椎間板ヘルニア坐骨神経痛、膝関節痛、足首の痛みなどの関節痛、etc)を抱えられていて困っている方に対して、さまざまな方法を駆使して、施術を行っています。

また精神的な問題や精神感情的なストレスの解放を行っています。ご興味のある方は、「岩倉カイロプラクティック院のHP」をご覧ください。

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院長 志村明則  愛知県岩倉市中本町西出64−7

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