私は親に感謝してます〜コラムから

私の子ども時代にテレビゲームはなかった。幼稚園時代に家に白黒テレビがきた。小学校の低学年時代に親が新しいテレビ(たぶんカラー)を買ったので、自分の部屋に白黒がおさがりできた。当時、子供部屋にテレビは珍しかったと思う。

年齢が進むにつれて、テレビや漫画の時間が制限された。私の部屋のテレビはいつの間にか無くなった。たぶん、壊れたか、引っ越しの時に持ってこなかったのか。漫画は、内容に関係なく、買ってもらえなかった。『生徒諸君』も『ドカベン』も友だちの家で読ませてもらった。午後8時には、子供のテレビの時間は終わりだと、テレビのない自室に生かされた。『太陽にほえろ!』は特別な日にしか見れなかったし、『8時だよ全員集合』は父が大嫌いだったから、父がいない日にしか見れなかった。学校で同級生の話についていけなかったのは言うまでもない。

でも、大人になって、仕事が忙しいとき、何か習い事をしたいとき、テレビを見なくても平気になった。同僚がトレンディードラマの話をしている。全然ついていけない。評判のドラマは再放送で見た。ただ、20代半ばから、目的ができてお金を貯めるため、仕事を掛け持ちするようになると、家に帰り着くのは早くて午後10時になった。『ニュースステーション』を見て、時事を一通り頭に入れ、それが終わると銭湯に駆け込んだ。銭湯は午前0時まで。ぎりぎりだった。日本での最後の仕事場は、全員で残業してだいたい午前様で、会社からタクシーを相乗りして帰路に着いていたから、みんなテレビの話題なんて雑誌やら電車の中刷り広告で仕入れてきていた。たまに会う友だちとは全然話が合わなかったが、気にならなかった。

カナダに来てから、語学の勉強でこちらのドラマや映画を観まくった。でもテレビがなくても生きていける。シェアハウスにいたときは、同居人がテレビのチャンネル権を占領していたから、最初は一緒に見ていたけど、だんだん興味がなくなって、テレビよりDVDを見てた。ここ5年ほどテレビなしの生活をしているが、見たいときにはネットで見れるし、テレビをほしいとも思わない。

小さいとき、テレビ以外にもチョコレートとかお菓子類を制限されていた。今も、食べ過ぎず、欲しいときに、適度を食べるようになっていると思う。そういう面では、親に感謝している。

ゲーム世代のはしり・・・だとは思うが、ゲームをし始めたら止まらない性格であることも自覚している。若い世代が夢中になっているのや、みんなで楽しんでいるのを見ながら、世代が違うんだなぁって思い、観覧して楽しんでいる。

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(キャリコネ - 03月08日 17:22)