『LION/ライオン〜25年目のただいま〜』『グレートウォール』『バーニングオーシャン』

<以下、ネタバレあり。 要注意>

*******************************************************

*******************************************************

*******************************************************

『LION/ライオン〜25年目のただいま〜』 < ☆ × 7 >

出稼ぎ先の駅で兄とはぐれ1600Kmも離れた大都市に迷い込んだサルーの話が前半。

後半は養子にもらわれた先(オーストラリア)から実家を探す実話。

状況説明は少ないが美しい映像と役者陣の静かな演技で

その奇跡を見事に描いた感動作。

実家を探る方法がグーグルアースというのがいかにも今風だね。

ミステリーの謎解きパートのように

昔の記憶と調べた事実がジグソーパズルのようにビタッと形になって

実家を見つける!みたいな爽快感はなく、

地図弄ってたらほぼ偶然見つけちゃったのは少し面白みに欠けて残念。

いやぁ〜、様々な災難を潜り抜けたサルーは本当に強運ですな。

エンドロールで流れる実際映像は感動。

(里親、ニコールキットマンに似てる!)

そして、さらっと一行で知らされる兄の行方に仰天(笑)。

*******************************************************

『グレートウォール』< ☆ × 7 >

進撃の巨人』?

テラフォーマーズ』?

インデペンデンス・デイ:リサージェンス』?

いいえ、きっとそれはアナタの目の錯覚でしょう。(笑)

まぁ〜、これぞスペクタクルアクション亜細亜映画!

という感じのアイデアとデタラメさが最高に愛おしい!!

磁石近づけると弱くなる敵とか、

どう考えても安定性に欠ける気球とか(そりゃ一度も成功しないわな)

斧を空中に投げてそこに矢を射って反射させて敵を討つとか、

中学生的思考回路で思いついた整合性やリアリティ無視した

驚きのアクション連発は馬鹿馬鹿しくもエネルギッシュ!!

冒頭「万里の長城建設の理由は虚実入り乱れて諸説あり、

この話はその中の一つだ!」

という堂々とした嘘(笑)をブチかましてくる当たりで

俺の心はサムズアップ!!

*******************************************************

『バーニングオーシャン』 < ☆ × 7 >

ピーター・バーグ× マーク・ウォールバーグ の『ローン・サバイバー』コンビ。

ハッキリ言えば、

登場人物達の位置関係と施設内部の構造が分かり難く

描写もチャカチャカと切り替わるので

一体何が起こっているのかがワカラナイ・・・・・

また、

実話故の制限か配慮からなのか、

人物描写の掘り下げが浅くてドラマ性が薄く

起こった事故を羅列しているだけなので話がかなりシンプル。

エンドロールで名前も覚えててない人のその後を見せられても・・・(苦笑)

ただ、

ただですよ、

災害描写は大迫力の大満足!!

不穏な前兆で不安と恐怖を掻き立てておいてからの

泥水逆流、火災発生、爆発、施設崩壊、の畳み掛けが凄い。

無機質で巨大な倉庫や工場に行くと感じる人間のか細さ。

それが洋上にあって逃げ場が無い上に

とんでもない量の泥水と爆風、爆発、爆炎に襲われるんでしょ?

そりゃパニくるわな・・・。