カキツバタ

庭のこと、いくつか。

勝手に生えていたムサシアブミが毎年咲いて不気味である。

花が咲いて何が不気味かと思われるかもしれないが、

ウラシマソウとかなんとかいった類の花は、不気味なんである。

壷型の上に花弁がひょろーりと伸びて、白地に紫の縞模様。

なまめかしい線が一層不気味なのだ。

それが、今年はなぜかひときわ勢いが良く、

葉も例年より一回りも二回りも大きい。

花の大きさも格段に大きい。

不気味だ。

数年前に種を撒いたカキツバタが、今年やっと花を付けた。

うれしい。

こちらは好きな花だし、種から育てたものだし。

勝手に生えてきて不気味な花を咲かすものとは、愛情が違うね、悪いけど。

種から芽の出た年は、数cmに育っただけ。

翌年はほったらかして、また翌年にこれはいけないと思って地に下ろした。

地に下ろしてから、3年目かな。

実生は丈夫らしい。

犬の雑種が丈夫なのと理屈は同じだろうか。

今後が楽しみだ。

ご近所の犬友達のお家が、庭の土地を売った。

じゃあその前に、ってんで、蕗を分けてもらった。

3年前にもらったのは、その年の6月にひどい雹が降ってだめになってしまった。

去年もらったのがうまく根付いた。

今年はふきのとうが見えたし、

来年はふきのとうも蕗も、買わずに済みそうだ。

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