最終

快晴ではなくとも穏やかな陽気の朝を迎えた相模ッ原の一隅でございます

花は咲き若葉芽吹く鉢植えの植物の中で二月の寒波以来枯れちまったのか生きとるのか判らなかったパキラに若芽を発見した今朝でもございました

いつものように水やりして霧吹きをしておりましたなれば二十年来の戦友パキラくんの立ち枯れた如き幹に残った枝から薄緑の芽が顔をのぞかせておりました二箇所も

昨日までは有り得なかった若い芽でございます故にコレは久しぶりの明るい話題と云えましょうな生きてて良かったなァであります

明るいネタ話と云えば無料映画のギャオで久し振りに米国テレビ映画の秀作を見付けた昨夜でございました

おもろいドラマを求めて何気なく観始めた連続テレビドラマ「ホステージ」なのでありましたがテンポが良くて面白過ぎるとスタッフを探したらジェリーブラッカイマーの製作作品であります

昨夜は二話分を見ただけでありますが残り四作も無料で観れますので楽しみでございます

それはそれとして野坂昭如「騒動師たち」の最終章に突入したばかりの居候でございます

六十年代終末の釜ヶ崎を根城とする数人の中年男の奇想天外どころか奇想奇天烈な物語だったと少々思い出したアタシでありました

戦後二十数年と云えば三十台は焼け跡闇浮浪児育ちで四十台は兵隊経験者ばかりの時代だったのでございました

開通したばかりの新大阪駅周辺は無人の荒野だったのをアタシは見ておりませぬが新横浜駅周辺が店も住宅もない荒れ地だったのは覚えておりまする

淀橋浄水場跡地の再開発で今の新宿超高層ビル群が建ち始めたのも同時期の話でしたか覚えとります年寄りは昔のコトを

終戦直後の警察による浮浪児取り締まりは保健所の野犬狩りとどこが違うのか浮浪児生み出したのは戦争した大人の責任で野良犬になるのは気儘我儘な飼い主の責任

「騒動師たち」の最終章は東大安田講堂の攻防話になりましたが奇天烈な小説とは云えども勉強させていただいておりまする

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