三流役者の逆恨みの怪文書に飛びついた民進党と朝日新聞のピエロ;加計学園の獣医学部新設には何の問題もない

 森友学園問題が沈静化したと思ったら、今度は「加計学園問題」が騒々しい。国会では、ここぞとばかりに民進党共産党の野党が「加計学園問題」で安倍政権を追及し、メディアは反安倍政権の朝日新聞を先頭に自称「進歩」派が連日、政権批判をしている。

◎民間有識者も交えた国家戦略特区諮問会議で認定されたもの

 しかし、「加計学園問題」なんて存在するのか、と僕はずっと懐疑的だった。

 そもそも野党や朝日新聞が問題視しているのは、安倍首相と親密な人物が理事長をしている加計学園が、愛媛県今治市の戦略特区に獣医学部を新設した経緯が不明朗であり、それは安倍政権の働きかけ、ないしは認可官庁が政権の意向に忖度したからだ、というものだ。

 アホも休み休み、言えだ。

 そもそも戦略特区に、文科省の抵抗で長らく設立を認められなかった獣医学部を新設するのは、安倍政権の成長戦略の一環として民間有識者も交えた国家戦略特区諮問会議で認定されたものだ。

獣医学部新設は半世紀ぶり、今治市は15回も新設申請

 今治市が戦略特区に名乗りをあげ、そこに1966年の北里大学以来、半世紀も新設を認められなかった獣医学部を設立することになったのは、同会議で公正に議論された結果に決まったものだ。

 四国に獣医学部はなく、ペットブームで獣医師の需要も逼迫している。実際、今治市は、過去に15回も獣医学部新設の申請をしていた。それは文科省によってことごとく却下されていたが、やっと国家戦略特区諮問会議の新設支持で、昨年11月に52年ぶりに新設が実現したのである。

 それを受けての今治市の公募に応じたのが、加計学園だった。

 それだけの話だ。

文科省の不作為こそ問われるべきだ

 実際、同会議の民間議員の八田達夫・阪大名誉教授らは「正々堂々たる一点の曇りもない議論をしたきた」し、「地域的に獣医学部の必要性が極めて高く、認定は当然」と語っている。

 またその時に、加計学園が決まっていたわけでは決してなかった。

 そもそも文科省が、なぜ半世紀も獣医学部の新設を認めなかったかの不作為こそ、問われるべきだ。

 むろん将来競争相手が増えることを恐れる日本獣医師会とその意を受けた農水省官僚たちの既得権益層が反対していたし、地方に獣医学部を作っても文科省には天下り先にもならない。まさに「岩盤」のように、何も動かなかったのが、この半世紀だったのだ。

天下り問題で引責辞任の前次官が自ら作成してメディアに流した

 それに、安倍政権は風穴を空けた。だから文科省は、設立認可に最後まで抵抗した。

 しかし、それを朝日新聞や野党が、第2の「森友問題」だと蒸し返した。

 そこにちょうどよく、省挙げての天下り問題で引責辞任した文科省の前次官の前川喜平がしゃしゃり出た。

 野党や朝日新聞が、鬼の首を取ったように騒ぎ立てた、加計学園獣医学部認可に官邸中枢からの圧力があったと告発する記録文書、いや怪文書は、前川自身の書いたものらしいが、少なくともNHKと朝日新聞に流したのは、前川だった。それは、リークを受けた側が認めている。

◎政権側の前川の非行を突くカウンターパンチ

 ところが、その前川の動きを官邸側はすでに把握していたらしい。そして少なくとも1年以上前、次官在任中から、通い詰めていた新宿の出会い系バーの情報を読売新聞に流した。

 読売は、そのリークをもとに当の出会い系バーを取材し、そこで前川が時には1週間に3回も通い、何人もの女性を「買っていた」ことを5月22日付朝刊でスクープした。

 思わぬ反撃に慌てた前川は、25日に記者会見を開いて、記録文書の存在を認めた。

 自分が書いたものが、政権から日付も出所も不明だから怪文書と決めつけられ、さらに自分の「下半身」問題まで暴露されて、ついに姿を現した形だ。

◎逆恨みの前川、自己の不行跡を逆に公にされる大失敗

 そこで前川は、「行政の在り方が歪められた」と安倍政権を批判したが、既得権益擁護のための硬直的行政が、戦略特区諮問会議と政権側から否定されて当然であることは、既に述べた。

 しかもそんな言い分も、教育行政のトップが在任中に破廉恥行為を行っていたことから「歪められ」てしまった。

 前川は、昨年6月に事務次官に就任したが、文科省の組織的天下り問題の管理責任が問われ、今年1月、せっかく上り詰めた文科省最高位の事務次官ポストをたった半年余で引責辞任することを余儀なくされ、退職後には処分まで科された。

 その恨みが、怪文書作成とリークの動機だったことは間違いない。

 しかしそれには、自己の不行跡が災いした。前川に奥さんや子どもがいるのか分からないが、不特定多数の女性を金で「買った」(記者会見で問われて、女性に金を渡したことを認めている)輩の言うことに飛びついた民進党朝日新聞もアホである。

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